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2022年5月9日 (月)
カテゴリ:妊娠後の骨盤の変化と腰痛の関係とは?
出産後の上手な回復は体をいたわることから、はじめましょう
妊娠をすると、体の至るところが普段の様子と異なってきます。
つわりなどが代表的なのもですが、体の変化として、赤ちゃんを産む体に変化していくことで骨盤の痛みの症状が出てきます。
骨盤と一言で言っても、「足の付け根」、「恥骨」、「尾てい骨」、「おしり」が骨盤に当たります。
妊娠したことで、これらが緩み、広がることで、痛みが出てくるのです。
赤ちゃんを産むのだから、しょうがないと感じているあなたは妊娠を経験したことがないのでしょう。
生まれるときに、陣痛で痛い。という話はよく聞きますが、実は痛いのは、妊娠初期から始まっているのです。出産後は赤ちゃんも、ママも大切に
しかし実際、自分に赤ちゃんが来た喜びと出産に備えなければいけない身の周りの整理、準備で、そんなことも大体、忘れるくらいに慌ただしく、大切な妊娠時期ですから、そんなこともへっちゃらです。
骨盤の痛みは、妊娠時期であれば、自分だけでとどまっていられるのですが(2人目、3人目という方はまた違ってきますね)出産後の腰痛につながってしまうので、やはりケアは妊娠時期から必要になってきます。
骨盤の痛みは、お腹の膨らみとともに、大きくなっていくものですから、寝返りを打つことが大変な時期や、立つこと、座ることが大変な妊娠後期に、一番のピークを迎えます。
この時期に大切なのは、骨盤が広がることで、痛みが生じるわけですが、広がりが歪んだ状態で広がると、出産後の腰痛のトラブルの原因になってしまいます。
また、もともと体力のない方、腰痛で悩んでいる方も、痛みを感じやすくなっておりますので、要注意です。出産後のママの体のメカニズムとは
出産後の骨盤の状態は、一番広がった状態から出産で、骨盤を大きくしたホルモン「リラキシン」がもとの分泌状態戻るため、もとの状態へ骨盤ベルトなどでサポートしてあげれば、もとの状態に戻ることができます。
また、反対にこの出産後すぐの時期に、ベルトをしないで、そのままの状態ですと、後で腰痛の引き金になってしまったりと、トラブルを抱えてしまうので腰にとって大事な時期と、とらえていてもよいでしょう。
ただ、出産後というのは、出産の疲れや、新生児への対応で日々慌ただしく過ぎていきますので、リカバリーなど、「それどころではない」という方も多くいるかとは思いますが、かわいい赤ちゃんさながら、自身のケアも大切にしてくださいね。
さて、出産後のどういう症状が出てくるのかというと、産後は体力も使い果てて、赤ちゃんもケア意外、何もしたくない人がほとんどだと思います。
しかし、この時期にありがちなトラブルとして足の付け根が痛んだり、骨盤周辺に強い痛みが走るという方もいます。妊娠時期に活発に分泌していたモルモンが、出産後に縮小し、骨盤周りの筋肉が引っ張られるからです。
仕組みは生理痛の時のものに似ています。(痛い症状も、生理痛と似通っていると思います)なぜ産後、すぐのリカバリーが必要なのか
この状態をほおっておくと、「尿もれ」、「腰痛」、「歩行障害」などにつながりますので、時間のある時に、少しづつでよいので、セルフマッサージをお勧めします。
また、良く歩いて、動くことも痛みの解消にもつながるので、家の中で、良く働くことです。動くことで、血行が良くなり、柔軟効果も上がってくるのです。
セルフマッサージとは、ストレッチなどの簡単なもので大丈夫です。
この時期に、しなやかな筋肉を維持していると、筋肉が戻ろうとして骨盤に引っ張られても、素直に付いて行ってくれて痛みを感じることがなく済みます。
産後、3か月たったころから、骨盤が妊娠以前の状態に、整う傾向にあります。ですので、この時期の骨盤の矯正がのちの腰痛予防につながるのです。
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