数年前に主人が椎間板ヘルニアの手術を受けました。
以前から痛いと言っていましたが、ある朝突然、激痛にかわり歩けなくなりました。
そして、腰だけでなく足がしびれ、つったような痛みもあると話していました。
それまで、足の痛みを訴えたことはなかったので、他の病気なのかと思いとても心配でした。
体重が2倍以上ある主人を抱えるように歩くのは、非常に困難でした。
すぐに病院に連れて行くと、足の痛みは飛び出た椎間板が足の神経に当たっているからだと説明してくれ、後日、手術をしてくれました。
手術がおこなわれるまで、仕事はもちろん行けませんし、お風呂やトイレなども介助をしなくてはなりませんでした。
足や腰をマッサージしようとすると、触られると痛い(動くと痛い)というので湿布を貼るくらいで、何もできませんでした。
しばらくして手術当日。
手術が無事に終わり、後で、先生から指に乗るほどの小さなカケラのようなものを渡されました。
「これが腰痛と足の痛みの原因!」と言いました。
私は、動けなくなる程の激痛なのだから、もっと大きなものだと思っていました。
人の体は、こんな小さなカケラであんなにもバランスが崩れてしまうと思うと非常に驚きました。
その後、後遺症なのかたまに腰や足はまだ痛む時があるようです。
病院ですすめられたマッサージやクッションなどを利用して和らげています。

